2018年01月02日
◆ダイヤモンド富士とパール富士
2018年01月01日
あけましておめでとうございます。
◆武田流門松のお話。
最近の一般家庭では、ほとんど見かける事が少なくなったお正月の『門松』に『武田流門松』というのがあるのをご存知でしょうか?。
一般的な門松の竹は「ソギ」といわれる斜めの切り口で、その切り口が笑った顔のように見え『笑門来福』と縁起を担いだりしますが、山梨県の門松の竹は「寸胴」といわれる竹を真横に切った姿で、そして松の上に高くた竹を飾り付けるのが特徴です。
門松の歴史は古く、平安時代から鎌倉時代にかけて普及したといわれています。現在の「竹と松の門松」は戦国時代からで、考案したのは松平家(後の徳川家)だといわれています。門松の松は松平家(徳川家康)、竹は武田家(武田信玄)を意味しています。徳川家康が生涯唯一の敗北「三方ヶ原の戦い」の後の正月、武田信玄は家康に書状を送ります。
『松枯れて たぐひなき あしたかな』
※戦に負けた松平家は衰退し、我が武田家はさらなる栄華を手にするであろう。これに激怒した家康は、竹を持って来させ、信玄の首を落とすように斜めに切り、松を周りに高く飾り付けた「門松」を信玄にか送った。
『松枯れで たけだ首なき あしたかな』
※松は枯れることなく、必ずや武田の首を落とし、そして松平家はその屍を乗り越えて繁栄することであろう。と返書したというエピソードが残っています。
上の写真は、山梨の菓子・信玄餅の桔梗屋さんの玄関に飾られた門松で、他に武田神社(躑躅ケ崎館)や恵林寺で見ることが出来ます。
2017年12月21日
◆一年間のご愛顧ありがとうございました。
2017年11月26日
◆富士山の面白話
◆富士山の宝永噴火の前兆現象???。
江戸時代の宝永4年10月4日(1707年10月28日)東海道沖から南海道沖を震源とする震度七クラスの巨大地震があった。その49日後の宝永4年11月23日(1707年12月16日)に富士山の大噴火があり、現在の富士山南東側にある宝永火口が出現した。
江戸時代の大道寺友山重祐(1639〜1730)という兵学者が享保12年(1727)に著された「落穂雑談一言集」(東京都公文書館蔵)は、江戸初期の政治・経済・社会・文化等の各分野の事始め的なものが随筆風に書かれている。
その中に次のような面白い話が書かれている。
『富士山の東の裾野の御厨(みくりや)というところに「浄光寺」という小さなお寺があった。噴火のはじまる11月23日の前日の夜半過ぎ、この寺の和尚さんは、なにやら人が数百人も通り過ぎるような物音を聞いた。不思議に思った和尚さんが、垣根のあいだから外をのぞくと、幾万という獣が富士山の方から甲斐国を目指して走り過ぎていくのが見えた。
夜が明けようとするころまだ獣の列は続いている。よく見ると日頃見かけない動物もたくさん混じっている。さらに2時間ほどすると、さすがに通り過ぎる獣もまばらになった。富士山中の獣が脱出したかと思われるころ、身の丈一丈(3m)もあろうかという熊のような動物が出てきた。背中に日本の角があり、体中に眼がある。眼光が鋭い。獣の総元締めと見えて人間のように二本足で立ち、手を広げて他の獣を追い立てるようにして通り過ぎて行った。変だなあと思っていると、まもなく富士山の噴火がはじまった。富士山の主であるという。』
火山の噴火の直前に、沢山の動物がその山域から群れを成して脱出するという話は、いくつかの例が知られているので、この話も事実に基ずくものかもしれない。
2017年11月03日
◆富士エコツアー・サービスを取り上げて頂いたテレビ番組 66
◆12年間に紹介されたテレビ番組一覧 66
@ 2006.06.16 TBSテレビ『イブニングファイブ』
A 2007.05.27 テレビ静岡 『わがまま!気まま!旅気分!』
B 2007.08.09 日本テレビ 『ニッポン旅×旅ショー』
C 2008.09.11 NHK総合 『ゆうどきネットワーク』
D 2009.04.02 日本テレビ 『土曜特番・禁断のウラ辞典ザ・タブー』
E 2009.07.15 日本テレビ 『スッキリ!』富士山五合目落石事故
F 2009.08.04 日本テレビ 『スッキリ!』親子で触れ合う夏休み特集
G 2009.09.26 TBSテレビ『王様のブランチ』
H 2009.12.21 日本テレビ 『スッキリ!』片山右京の富士山遭難事故
I 2010.03.27 TBSテレビ『王様のブランチ』再放送
J 2010.05.30 日本テレビ 『幸せを呼ぶ開運ドライブ旅行』
K 2010.08.29 TBSテレビ『王様のブランチ』再々放送
L 2010.10.20 NHK国際 『NEWS LINE』
M 2010.10.21 TBSテレビ『地球のしゃべり方』
N 2011.01.04 日本テレビ 『幸せを呼ぶ開運ドライブ旅行』再放送
O 2011.01.08 テレビ朝日 『お願い!ランキング・マル秘・怪しい噂』
P 2011.02.26 テレビ朝日『報道発・ドギュメンタリー宣言』
Q 2011.03.01CATV富士五湖『LOHASな生活を目指して』
R 2011.05.29 TBSテレビ『地球のしゃべり方』再放送
S 2011.06.25 大阪・朝日放送『朝だ!生です!旅サラダ』
㉑ 2011.08.15 CATV全国放送『おいでよ富士山!』
㉒ 2011.10.04 NHK国際 『ジャニーズ・イン・ジャパン』
㉓ 2011.10.20 フジテレビ 『めざましテレビ・ココ調』
㉔ 2011.10.31 静岡朝日テレビ『とびっきり!しずおか』
㉕ 2012.01.29 テレビ朝日『報道ステーションSUNDAY』
㉖ 2012.01.30 テレビ朝日 『モーニングバード』
㉗ 2012.01.31 テレビ朝日 『やじうまテレビ』
㉘ 2012.02.03 日本テレビ 『スッキリ!』
㉙ 2012.02.05 テレビ朝日 『サンデー!スクランブル』
㉚ 2012.0714 NHK総合 『あさイチ!JAPAナビ』
㉛ 2012.11.05 テレビ東京 『大人の極上ゆるり旅』
㉜ 2013.03.20 テレビ静岡 『近い遺産』
㉝ 2013.05.14 テレビ朝日 『ワイドスクランブル』
㉞ 2013.06.22 NHKBSプレミアム『まるごと知りたい!ニッポンの宝!富士山AtoZ』
㉟ 2013.06.23 テレビ朝日 『サンデー!スクランブル』
㊱ 2013.06.29 日本テレビ 『ズームイン!!サタデー』
㊲ 2013.09.01 SBSテレビ『な〜るほどトラベラーズ2』
㊳ 2014.01.02 NHKBSプレミアム『まるごと知りたい!ニッポンの宝!富士山AtoZ』
㊴ 2014.01.30 BS朝日 『ボクらの地球』
㊵ 2014.02.02 日本テレビ 『ニノさん』
㊶ 2014.04.22 NHK総合 『あさイチ!JAPAナビ』
㊷ 2014.07.01 テレビ朝日 『ワイドスクランブル』
㊸ 2014.07.04NHK8Kテレビ取材班『富士−森羅万象』ロケ
㊹ 2014.07.14 BS−TBS『ニュース少年探偵団』
㊺ 2014.09.07 テレビ東京 『乃木坂って、どこ?』
㊻ 2015.08.10 テレビ朝日 『ワイドスクランブル』
㊼ 2015.10.24 NHK総合 『ブラタモリ』
㊽ 2015.10.26 テレビ朝日 『ワイドスクランブル』
㊾ 2015.10.31 NHK総合 『ブラタモリ』
㊿ 2016.01.20 フジテレビ『世界の何だコレ!ミステリーSP』
@ 2016.01.25 NHK総合 『ブラタモリ』
A 2016.03.01 日本テレビ『東日本大震災から5年、教科書では学べない災害』
B 2016.07.18 テレビ朝日 『スーパーJチャンネル』
C 2016.08.10 フジテレビ 『世界の何だコレ!ミステリーSP』再放送
D 2016.08.18 テレビ朝日 『スーパーJチャンネル』
E 2016.08.20 大阪・毎日放送 『せやねん!』
F 2016.10.02 日本テレビ 『月曜から夜ふかし』
G 2016.10.15 NHK総合 『ブラタモリ』
H 2016.10.25 テレビ朝日 『スーパーJチャンネル』
I 2017.01.01 NHK総合『富士−森羅万象−大山行男が撮る神秘の素顔』
J 2017.01.06 テレビ東京 『所さんの学校では教えてくれない、そこんトコロ』
K 2017.01.17 テレビ東京 『昼めし旅』
L 2017.03.21 名古屋東海テレビ『みんなのニュースONE』
M 2017.04.20 NHK総合 『ニュース・ジブ5時』
N 2017.05.18 NHK総合 『あさイチ!JAPAナビ』
O 2017.11.02 NHKBSプレミアム 『ニッポンぶらり旅』
2017年10月31日
◆富士の見える不思議な滝の写真
◆2014年発行の『レンズが撮らえた幕末明治の富士山』という本の中に不思議な滝の写真が掲載されていた。国際文化研究センターというところが所蔵している「瀧」というタイトルの下の写真。
幕末から明治にかけて撮影されたと思われるが、撮影者も撮影年代も不詳で、長い間、私達ガイド仲間の間でも、どこで撮られた写真なのか疑問だった。富士山の形から推測すれば、白糸の滝方面から見る富士の角度だと思うのだが、白糸の滝・音止めの滝・陣馬の滝のどこにも当てはまらない。もしかして、幕末から明治頃までは白糸の滝の崖からの白糸は流れていなかったのかもしれないとい人もいた。
ところが最近、ヤフーオークションにこれと似た滝の写真の絵葉書が出品されているのを発見。早速、入札して落札できた。それを見てビックリ、富士宮の「音止の滝」の絵葉書だった。白糸の滝から富士山が望めるのは知っていたが、音止の滝から富士山が見えるとは思ってもいなかった。現在ではすっかり対岸に森が出来て、富士山を見ることはできない。
下の写真が現在の音止の滝で、対岸に富士山を望むことはできない。方向からすれば富士山が見えても何ら不思議はなかったのだが、まさに「灯台下暗し」とはこのことか。
2017年10月29日
◆桂文枝さん 73歳で富士登山で登頂!!
◆桂文枝さん 富士山頂で落語 芸能生活50周年を記念
落語家の桂文枝さん(73)が2017年7月13日、静岡県側の富士宮口登山道から富士山に登り、山頂にある浅間大社奥宮に落語を奉納した。芸能生活50周年を記念した企画。文枝さんは真剣な表情で約10分間、創作落語「富士山初登頂」の一部を口演した。
文枝さんは同日午前4時すぎ、五合目を出発。途中風雨に見舞われながら、予定より約2時間半遅れて午後2時25分ごろ、霧に包まれた山頂に到着した。記念撮影では笑顔で「富士山頂へ、いらっしゃーい」と喜んだ。
その後、紋付はかまに着替えた文枝さんは奥宮の社殿へ。関係者が見守る中、275作目となる創作落語の一部を演じた。
所属事務所によると、富士山登頂は文枝さんの夢だった。10年以上前にプライベートで挑戦した際は途中で断念。今回は精力的にトレーニングを重ねてきたという。文枝さんは「こんなにきついとは思わなかった。九合目では体が動かなくなった。(山頂まで)登ったことで自信がつきました」と振り返った。
文枝さんは昨年12月に芸能生活50周年を迎え、今年7月16日で74歳になる。