2019年02月10日
◆山梨県富士山科学研究所 発表 2019.2.9
2019年02月07日
◆富士山救助ヘリ事故和解へ 2019.2.7 山梨日々新聞
2019年01月22日
◆プリスルートか? エンペラールートか?
◆プリンスルートからエンペラールートへ。
今年4月1日に新しい元号が発表されることが決まりました。現在の皇太子殿下は、2008年8月に富士山頂に初めて登られました。富士宮口五合目を出発して宝永火口を通り、御殿場八合目付近の山小屋の宿泊。翌朝、山頂に到達しました。以前に悪天候で登頂を断念した経験があり『登ることが出来てよかった。』と述べられたと伝えられています。
翌年2009年の登山パンフレットに、当時の御殿場商工観光課が皇太子さまが利用したことから『プリンスルート』と紹介を始めました。それまでは一部の愛好家の身に知られたコースでしたが、新たなコースとして人気を集めていました。しかし、今年の即位に際して、『プリンスルート』から『エンペラールート』と改名されるのか。皇太子が登った時はプリンスだから、このまま『プリンスルート』とするか、新たに『エンペラールート』と命名するか大変悩ましい。
このコースは、宝永火口が間近に見られるなど風景が変化に富み、混雑が少ないなど、ひそかに人気があり、当社では、このコースを更に楽に登れるように逆コースでご案内しております。どうぞ、新元号の記念の年に富士登山に挑戦してみて下さい。
2019年01月21日
◆冨士の樹海の魔人穴
◆青木ケ原樹海に眠る「魔人穴」
ある日不思議な樹型溶岩を見つけた。地上には2つの大きな穴が開いていて深さ4〜5メートル、地下ではひとつのホールになっていた。縄バシゴを降ろしてさっそく入る。穴の底に着くと八畳くらいの広い空間があった。私はさっそく撮影にとりかかった。左の穴からは陶芸の釉薬がどろっと流れたような跡があり、もう一方の穴には苔が上から下までびっしりとついていた。私は2つの穴の真ん中に立ち、三脚を立てカメラを載せた.広角レンズに替え、2つの穴を捉えるにファインダーを覗いた時だった。2つの穴は人の目のようで地上から地下に向かって私を睨んでいるでもあった。それは魔人か八百万(やおよろず)の神がみとの遭遇に思え、夢中でシャッターを切った。穴には不思議なエネルギーが充満していて、私はこの穴を魔人穴と呼び、お気に入りの撮影場所にしている。
2019年01月20日
◆日本一の大鳥居はどこ?
◆木造日本一の大鳥居・北口本宮浅間神社
お正月のテレビ番組で東京の明治神宮の二の鳥居が「木造の鳥居では日本一」と紹介されていた。山梨県民は富士吉田市にある「北口本宮冨士浅間神社」にある鳥居が「木造の鳥居としては日本一」と聞いていた。
調べてみると明治神宮の「二の鳥居」は、『木造の明神鳥居としては日本一の高さ』と注釈がついていました。
広島の厳島神社の鳥居が「木造鳥居としての大きさは日本最大」という表記もありました。
また埼玉県の氷川神社大鳥居では「木造のものとしては国内随一の規模を誇る。」とHPにあり、同じく武藏一宮の氷川神社の二の鳥居では「木造では関東最大級の大きさを誇る鳥居」と書いてありました。他にも「日本三大大鳥居」として
@ 奈良県吉野の金峯山寺の大鳥居
A 大阪四天王寺の大鳥居
B 宮島厳島神社の大鳥居。
はたまた「日本三大木造鳥居」というランキングでは
@ 奈良・春日大社の大鳥居(一の鳥居)
A 福井県敦賀の氣比神宮の大鳥居
B 宮島厳島神社の大鳥居
とありました。どこにも我が北口本宮冨士浅間神社がありません。
それでは数字で決着を付けましょう。
@ 山梨県・北口本宮冨士浅間神社 高さ18m。柱間11m。直径1・2m。(両部鳥居型)
A 広島県・厳島神社 高さ16・6m。 柱間10・9m。両部鳥居型)
B 埼玉県さいたま市・氷川神社 高さ15m。柱間3・45m。(明神鳥居)
C 埼玉県川越・氷川神社 高さ13m。(明神鳥居)
D 東京・明治神宮 高さ12m。直径1・2m。(明神鳥居)
という結果が出ました。
同じ木造でも鳥居の形によるランキングもありそうなのですが、@位の北口本宮冨士浅間神社も A位の厳島神社も、共に「両部鳥居型」ですから、勝負あったと結論づけて宜しいか思います。反論がありましたらお知らせ下さい。
2019年01月09日
2019年01月04日
2019年01月01日
あけまして おめでとう ございます
2018年12月11日
◆朝日新聞 eco活プラス・自然派
◆青木ケ原樹海を巡るー山梨・富士河口湖町
風穴を降りて出会う神秘
世界遺産、富士山の北西のすそ野に広がる青木ケ原樹海(山梨県富士河口湖町、鳴沢村)。富士河口湖町の公認ガイドによるエコツアーを運営する冨士エコツアー・サービスのツアーに参加し、森に入った。
前日の雨を受け、溶岩石や木々の根元などに青々としたコケが広がっていた。ガイドの栗林秀旭さん(68)は「雨の後、(樹海は)コケが開いてみずみずしくなります」と話す。
青木ケ原樹海は、864〜866年の富士山の貞観噴火で流れ出た溶岩流の上に出来た。雨によって、地衣類やコケ類が生え、樹木が育った。何世代かの植物が入れ替わり、現在は樹木の約8割が針葉樹のヒノキとツガと言われている。
足元にゴツゴツとした溶岩石とフカフカした腐葉土を感じた。「ゴツゴツした溶岩はアア溶岩。表面の滑らかな溶岩はパホイホイ溶岩。どちらも語源は火山の本場、ハワイ語です」と栗林さん。
樹海巡りのハイライトは洞窟だ。樹海には噴火で流れ出た溶岩内部の火山ガスなどが噴出した跡として、洞窟が点在している。その中で全長が230m以上もある冨士風穴(天然記念物)に入った。
頭にはヘルメットとヘッドランプ、手には滑り止めのついたグローブをはめて、岩の壁を15mほど降りると、ひんやりとした風を感じた。観光用の手すりなどはない。最深部へはザイルを握りしめ、後ろ向きに進む。
腕の力だけて、たどり着いた先には腰の高さほどの氷筍(ひょうじゅん)という氷の柱が何本も立っていた。樹海に降り注いだ雨水は溶岩の土壌にしみこみ、風穴にしたたり落ちる。その水滴が神秘的な氷筍になるのだという。
洞窟内は一年中ひんやりとしているため、氷筍は夏でも溶けないという。ツアーに参加した勝間田新司さん(72)は「何度も転んだが、氷筍が見られて良かった」と喜んでいた。(田中誠士)