◆コウモリ(蝙蝠)は、何故、虫偏なのか?
富士山の北麓には「富岳風穴」「鳴沢氷穴」「西湖こうもり穴」という3つの観光洞窟があります。当社のAコースでもご案内している「西湖こうもり穴」のコウモリは、漢字で「蝙蝠」と書きます。コウモリなのに何故、虫偏なのでしょうか ?
「虫」を広辞苑で調べてみると『本草学で、人類・獣類・魚介以外の小動物の総称』とありました。昔の中国由来の学問「本草学」では、世の中の生き物を「人」「獣」「鳥」「魚」の4つに分類し、それ以外の得体の知れない小動物は、水陸を問わず全て「虫」に分類していたみたいです。その証拠に虫偏の漢字を調べてみると「蝙蝠(コウモリ)」以外に「蜥蜴(トカゲ)」「蜘蛛(クモ)」「蝸牛(カタツムリ)」「蛞蝓(ナメクジ)」「蛇(ヘビ)」「蛙(カエル)」「蟹(カニ)」「蛸(タコ)」「蛤(ハマグリ)」などがあります。
※西湖蝙蝠穴は、コウモリの冬眠のため、毎年12月1日から翌年の3月19日まで、入洞を禁止して、コウモリの保護に協力しています。当社のAコース「青木ケ原樹海・西湖蝙蝠穴・西湖いやしの里コース」も、3月20日(金)からツアーを開始致します。オープンから10日間くらいの間は、寝坊助のコウモリを身近に見みられるチャンスかも知れません。