冨士エコツアー・サービスのガイドコース (全6コース)

2015年12月01日

◆青木ケ原樹海の「目玉おやじ」

◆漫画家・水木しげるさんのご冥福をお祈り申しあげます。

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ゲゲゲの鬼太郎」などの作品で親しまれた漫画家の水木しげるが亡くなったと今朝のニュースで知りました。「ゲゲケの鬼太郎」の中に「目玉おやじ」というキャラクターが登場するが、青木ケ原樹海にも「目玉おやじ」が顔を出します。それは5月から梅雨にかけて、暗い森の中に姿を現す「ギンリョウソウ(銀竜草)」という葉緑素を持たない白い花で、「幽霊草」とか「幽霊茸」と呼ばれたりもします。こうした葉緑素を持たない植物を一般に「腐生植物」と言い、これらの植物の根元を掘ると昆虫や動物の死骸が出てくると言われています。以前、他人のブログの中でこの花を「青木ケ原樹海の自殺者の上に咲く花」と紹介された記事を見たことがあります。もっと無責任なブログでは、この花が樹海の中で人型に群生していたなどというのもありました。

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白というより、蝋のような白さで、山野草の愛好家の間では「水晶蘭」などと呼ばれ愛されているそうです。この花が果実になる前の下の写真の姿が、ゲゲゲの鬼太郎の「目玉のおやじ」にそっくりだという訳ですどうでしょう、そっくりだと思いませんか? 5月の連休ころから7月頃まで、当社のBコースの途中で見られますので、ぜひ、目玉のおやじに逢いにお越し下さい。

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2015年04月08日

◆樹海にも遅い春がやってきました。

◆早春に黄色の花が多いのは?


冬の終わりから早春にかけて、樹海の林縁では「ダンコウバイ」「アブラチャン」や「キブシ」「ミツマタ」などの黄色の花が目につくようになります。早春の花はなぜ黄色が多いのでしょうか?

植物が目立つ美しい花を咲かせるのは、人の目を楽しませるためではありません。蜜を吸いに来る昆虫を呼び受粉するためで、そのために蜜を出すのです。春が半ばになると他の花が次々と咲き、虫を呼び寄せるライバルが増すので、その前に一足早く虫を呼ぶ策を取っているのです。黄色の花弁は光が通りやすく、花の中で反射して温度が高くなるという測定結果があります。まだ寒い中、やっと花にたどり着いた昆虫が暖かい花の中では活発に動き、花粉をメシベに受粉させてくれるのです。人も同じように春先の黄色の花を見ると、春が来た!と元気をもらいます。同じく早春を知らせる黄色い花に「マンサク」がありますが、東北地方で『まんず咲く』と呼ばれて付いた名前だといわれています。


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◆ダンコウバイ(檀香梅)/名前に梅という字が付くが、ウメ科ではなく、クスノキ科の植物で、種子や葉に強い香りがある。秋の黄葉も素晴らしい。
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◆アブラチャン(油瀝青)/アブラは日本語の「油」で、チャンは中国語で「瀝青」と言ってコールタールのような油をさす。つまり『アブラ・アブラ』ということになります。種皮や樹皮など木全体に油が多い木ということらしい。
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◆キブシ(木五倍子)/キフジ(木藤)とも呼ばれる。和名は果実を染料の原料である五倍子(ふし)の代用に使ったことによるもの。江戸時代の既婚者の「オハグロ」の染料に使ったとされる。
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◆ミツマタ(三椏・三叉)/この枝は必ず三つに分岐するためこの名があります。和紙の原料としてコウゾ(楮)とともに、一万円札を作るのに使われる。
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◆マンサク(満作・万作)/『まんず咲く』のほかに、花が沢山つくので、縁起を担いで「豊年満作」からという説もある。
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2014年04月25日

◆富士山麓の奇木シリーズ◆2014

【富士山麓で見かけた奇木の写真集】

キリンの木 写真.jpg

私たちガイド仲間の間では「キリンの樹」と呼ばれています。

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しっかりと大地に根を下ろした「鳥脚の樹」

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二本の樹が一本につながったように見えます。

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一旦倒れた樹が再び、太陽を求めて立ち上がっています。

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鼻の高いこの人物は外国の人に見えます。

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手長猿がこちらに飛び移ってくるみたい。

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犬種に詳しくないのですが、ダッキスフンドかプードルか?

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こちらはウッドペッカーに見えませんか?



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2014年03月27日

■富士の桜の開花

■富士山麓の桜は5月連休前後が見ごろ

(1)富士桜フジザクラ.JPG
 長い冬も終わり、日本各地のサクラの開花のニュースを聞く季節となりました。こちら山梨県の桜の開花宣言は、毎年、青森県の弘前公園の開花のニュースの頃、五月の連休の前後になります。一般に園芸品種のソメイヨシノで開花宣言がされていますが、富士山麓に自生するマメザクラ(豆桜)は、ソメイヨシノ(染井吉野)よりつぼみは小さく、ほんのり紅色で、うつむき加減に咲く、その楚々とした風情から「富士乙女桜(フジオトメザクラ)」と呼ばれています。同じサクラでも富士山の南、神奈川県側では「箱根乙女桜」と呼ばれているようです。恥ずかしそうに、うつむき加減に咲くその桜を「乙女」と名付けたのでしょう。もっとも最近は「恥じらう乙女」は、絶滅危惧種と言われているようです。



 サクラの語源は、富士山の祭神「コノハナサクヤヒメ(木花咲耶姫)」からきているという説もあります。まさに富士と桜は日本を代表するシンボルにふさわしい花として、今年の五月の連休頃に是非、皆様のお越しをお待ちしております。



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2013年12月16日

■今年の秋に森で出逢ったキノコ達

■色とりどりのキノコの写真
食べられるキノコと毒キノコが混ざっています。区別できますか?

キノコ100態2タマゴ茸幼.jpgキノコ100態3タマゴ中.jpgキノコ100態15.jpgキノコ100態1.pngキノコ100態14.jpgキノコ100態9.jpgキノコ100態11.jpgキノコ100態10.jpgキノコ100態5.jpgキノコ100態18.jpgキノコ100態7.jpgキノコ100態8.jpgキノコ100態25.jpgキノコ100態4.jpgキノコ100態6.jpgキノコ100態19.jpgキノコ100態23.jpgキノコ100態20.jpgキノコ100態12.jpgキノコ100態16.jpgキノコ100態17.jpgキノコ100態21.jpg
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2013年04月20日

■ オレンジ色の不気味な物体?????

■ミズキの切株に現れた『樹液酵母』とは? ミズキの樹液酵母.JPG

  
この冬、陽当たりの悪い近所の坂道の雪がなかなか溶けずにスリップ事故の恐れがあるとして、村の有志達が出て、道路脇の針葉樹を伐採した。その際、落葉樹のミズキまで切ってしまった。まだ2月の寒い時期だった。3月に入って気温が緩み始めたら、その切株から写真のような黄色とオレンジ色の液体が出て来て、4月には写真のような不気味な蛍光色になって爛れていた。春になりミズキが地下から水を吸い上げ、傷口を修復するための樹液が発酵し、発酵菌がこんな色になって固まったものだという。さすがにミズキというだけあって、伐られても尚、大量の水を吸い上げたものだろう。クヌギやコナラの樹液には、よく昆虫が集まるし、メープルシロップの例があるのでもしかして、この樹液も甘いかと、勇気をもって舐めてみたが甘さも、何の味も感じられなかった。





 ミズキの樹液酵母2.JPG
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2012年11月19日

◆代々木の樹???

■森の中で見つけた珍しいモミボックリ。
モミの木のボックリ芯 2.JPG

 

嵐が吹き荒れた翌日、森の中で写真のような大変珍しいモノを見付けました。正体はモミボックリの芯です。何故モミボックリの芯が珍しいかというと、モミは樹齢50年以上の20メートルくらいの高い樹にしか実を着けません。だから地上で目にする事はめったにないのです。また、松ボックリなどと違って、実ごと落ちることもありません。鱗片と呼ばれる一枚一枚が樹の上でバラバラになって落ちてきます。そして写真のように芯だけが残るという訳です。モミの木は、クリスマスツリーとしてお馴染みですが、他にも神社の絵馬、婚約の結納台、お墓の卒塔場や棺桶などにも利用されています。昔、東京の新宿辺りには、このモミの巨木が鬱蒼と生い茂り、あの辺りに『代々生えていた木』ということで、『代々木』という地名が残っています。『代々木の木』とはモミの木のことだったのです。
樅ボックリ.jpg
樅ボックリ 2.jpg
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2011年04月14日

5月のゴールデンウィークが見頃。

(1)富士桜フジザクラ.JPG
■ 
フジザクラ(富士桜)を見に来て下さい。

 
 富士山麓では、5月の連休の頃、富士桜祭りやツツジ祭りが盛んに催されます。富士桜は園芸品種のマメザクラの原種で、うつむき加減に 楚々とした風情から、乙女の名がつけられ、この地方では「冨士乙女桜」と呼ばれています。同じ桜も神奈川県の箱根では「箱根乙女桜」と呼ばれているようです。ほんのり頬を紅に染めた『恥じらう乙女』に見立てた名前ですが、最近は、この『恥じらう乙女』が絶滅危惧種(?)になっているという話です。 
 山梨県と富士吉田市の花に指定されていて、フジザクラ群落として、国の天然記念物になっている場所に、富士吉田口登山道の「中の茶屋」から「大石茶屋」の間のものがあります。
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2011年03月05日

冨士山麓の魔女の箒(ほうき)の写真

imagesCA6O09J1.jpg■冨士山麓の魔女の箒(ほうき)の写真 
  
『サクラ切るバカ、梅切らぬバカ』という農業用の格言があります。しかし、見付けたらなるべく早く切る方が良いのが「魔女の箒(ほうき)」と呼ばれる写真のサクラの病気。これはサクラの代表的な菌類病害で、天狗巣病の一種。枝が密集し、箒の様になり、この病気に罹ったサクラはやがて枝は枯れ、しだいに樹勢が衰えていきます。先日、報道番組で「富士山の噴火のXデー」みたいな番組があり、富士山麓でこのサクラの天狗巣病が増えているのは、富士山の噴火とさも関係があるみたいな取り上げ方をしていました。
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2010年11月23日

樹海のミニ・バナナ???

ミニバナナ(桂の実).JPG  当社Bコースの青木ヶ原樹海・洞窟探検ミステリーコースの途中、大室山の麓で「ミニ・バナナ」を見つけました。夏から秋にかけて「桂の木」の下に写真のような実が落ちていることがあります。その正体は「桂の実」です。落ち葉を踏むとキャラメルのような甘い香りがします。「桂(かつら)」の別名を「アートネイチァー」とか「アデランス」と言います。(?)
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2010年04月07日

◆樹海の奇木A 富士山マークのある樹?

xmR}[N.JPG 樹海で見つけた奇木シリーズ第二弾!

幹に富士山マークのある樹に出逢いました。同じようなマークが一本の樹を数えたら5つ以上ありました。コシアブラ(ウコギ科の落葉高木)の樹ですが、成長の過程で枝が落ちた後、こんな模様が出来た訳ですが、自然の造形のイタズラ。富士山麓の樹海の奥深くに、人知れず富士山マークを付けた樹が存在するなんて不思議ですね。
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2009年06月08日

樹海の奇木@ コシアブラ(濾し油)

RVAu.JPG 樹海では、しばしば変った樹型の奇木に出逢うことがあります。今後、これをシリーズにして、順次、紹介してみたいと思います。
 写真の木は「コシアブラ」というウコギ科ウコギ属の木で、最近、タラの芽よりも香りが強くて、美味しいと人気の山菜です。五枚の葉が開く前の若葉を天ぷらにしたり、和えものとして食べます。信州では、白くて柔らかいので「トウフの木」または「トウフの芽」などと呼ばれ、中部地方では「トウダイの芽」。静岡県からお越しのお客さまは「酒屋の娘」と呼ぶと教えて頂いた。何故、そんな変った名前なのか、お聞きしたら『理由はよく知らないけど、酒のつまみに手頃だと言う意味ではないのかな』(笑)と仰っていました。
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2009年05月27日

樹海の森に咲くスイショウラン(水晶蘭)樹海の森に咲くスイショウラン(水晶蘭)樹海の森に咲くスイショウラン(水晶蘭)

E.JPG   陽当たりの少ない樹海では、めったに花を見る事はありません。そんな樹海で毎年5月から6月頃、「ギンリョウソウ(銀竜草)」が見られます。蝋細工のような白色の印象的な植物で、葉緑素を持たない腐生植物です。この植物の根元を掘ると動物の糞や死骸が出てくると言われていて、別名「ユウレイソウ(幽霊草)」とか「ユウレイダケ(幽霊茸)」と呼ばれています。インターネットのプログの中には「青木ヶ原樹海の自殺者の上に咲く花」などと、無責任な紹介もあります。しかし、山野草の愛好家の間では「スイショウラン(水晶蘭)」と言う美しい名前で呼ばれています。
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2009年04月13日

フジザクラが咲き始めました。

毎年、GWの頃に咲き始めるフジザクラ(豆桜)が、今年は二週間も早く咲き始めました。
うつむき加減に楚々とした風情から、乙女の名がつけられ、この地方では「冨士乙女桜」。神奈川県では「箱根乙女桜」と呼ばれています。
山梨県と富士吉田市の花に指定されていて、フジザクラ群落として、国の天然記念物になっている場所に富士吉田口登山道の「中の茶屋」から「大石茶屋」の間のものがあります。
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