■記録的大雪の山梨県・河口湖・樹海
■今年の2月8日に、こちら河口湖で83pの積雪でビックリ。その後、14日の夜から143pという記録的な大雪に見舞われました。これは明治27年の観測史上最多の記録的な大雪ということでした。例年はせいぜい15pから20pくらいで、この地方は豪雪地帯ではないのですが、今回の大雪には驚ろかされました。朝起きてみたら玄関ドアの半分ほどまで雪に覆われ、4日間外に出られませんでした。幸い私の集落では電気も水道も止まることなく、生活に特に支障はありませんでしたが、当社のガイドさんの中には、3日間の停電と断水で苦労したみたいでした。私も助けに行きたくても、自宅から外に出られない、車庫から車が出せない。新聞も一週間後にまとめて届きました。
いつもは雪の後、雪上に残る動物たちの足跡を見るのですが、さすがに動物たちも3日間ほど出歩かなかったみたいです。
この大雪は、これからゆっくりと溶けて、樹海の地下に染み込み、洞穴の中に立派な氷筍や氷柱を作ってくれるものと思います。今年は例年にないほど、見事な氷の世界を皆さまにお見せできると思います。

■大雪の見舞われた当社事務所兼自宅

■玄関を塞ぐ雪とウサギの足跡

■除雪の終わった富士河口湖町富士ケ嶺地区
■今年の春はこれ以上の大きな氷筍が見られそう。
■溶け始めの氷筍ではこんな自然の造形も見られます。