冨士エコツアー・サービスのガイド日記

 

 

【富士登山でよくある質問にお答えします。】

 

Ｑ：富士登山のシーズンは？

Ａ：富士登山のシーズンは、毎年７月１日の山開きから８月３１日までですが、山梨県側の富士吉田ルートの山小屋では、９月中旬まで営業している所がございます。このシーズン以外は、山小屋が閉鎖され、一般の登山客は、登山が禁止されています。

Ｑ：いつ登るのがベストでしょうか？

Ｑ：どこから登るのがベストでしょうか？

Ａ：富士登山で五合目から登れる登山道は、静岡県側の「富士宮口」「御殿場口」「須走口」山梨県側の「吉田口・河口湖口」の４つ。

　　その中で山頂までの最短距離の登山道が静岡県側の「富士宮口」となります。山頂までの登りの距離は、「富士宮口」が5.0キロ。「御殿場口」11.0キロ。「須走口」7.8キロ。「吉田口・河口湖口」7.5キロとなります。

　　当社では、初心者向きで、眼下に海と宝永火山を眺めて登る一番景色の良い「富士宮口」を登り、下山の楽しみ「大砂走り」下るダイナミックなコース設定となっています。

Ｑ：料金の違いについて教えて下さい。

Ａ：ネット上で「格安富士登山」とか「激安富士登山」をうたったツアーが沢山ございますが、当社はそれらに比べて少々、お高く設定してあります。お若い方や常日頃、山登りに親しんでいるベテランの方は激安でも大丈夫だと思いますが、小さなお子様連れのご家族や年配者には、少し厳しいかもしれません。安い富士登山ツアーの場合、「日登り」「夜登り」といって、山小屋に宿泊せず、強行・弾丸ツアーとなっていたり、ガイドが大型バス一台に一人だったり、ガイドなしの場合もございます。当社の「初めての富士登山コース」では、参加者１４名までに一人の専属ガイド、１５名以上には二人の専属ガイドがサポートさせて頂きます。最高は２０名までの少人数制でゆったりとした富士登山がお楽しみ頂けます。

Ｑ：山頂でのご来光を拝めますか？

Ａ：当社の富士登山では「山頂でのご来光」を基本的に致しておりません。宿泊の山小屋から「ご来光」を拝んで頂き、明るくなってから山頂を目指すという初心者向きの登山をお勧めしています。一般的には、富士登山イコール山頂でのご来光と思われていますが、夜中にヘッドライトの明かりを頼りに登る「山頂ご来光」は、「寒くて」「辛くて」「苦しいだけ」の富士登山になります。また、格安・激安の弾丸ツアー客で夜中の山頂直下は大変な混雑で、渋滞の中、ご来光に間に合わなかったという話も良く聞きます。

　　何が何でも「山頂ご来光」にこだわるお客様は、Ｓ1：プライベートコースかＳ5：山頂ご来光コースにお申込み下さい。

Ｑ：登山が初めてでも、富士山は登れますか？

Ａ：富士山は日本一の山でありながら、日本一登山初心者が登る山です。だからといって、ガイドもつけず自分達だけで登るのは大変危険だと思います。登山の２日共、天候に恵まれれば問題なく登山できるかもしれません。但し、山の天気は変わりやすく、雨・風・雷などのアクシデントに対応するのは素人では無理です。一般的にはあまり報道されていませんが、富士山では毎年１０人前後の死者が出ています。万一の保険と考えて是非、初心者は、ガイドと一緒に登ることをお勧め致します。

Ｑ：ツアー申込後、雨の場合はツアーを中止できますか？

Ａ：富士登山をするという事は、雲の上まで登ることを意味します。従って、登り降りのどこかで雲の中を通ることになります。雨は覚悟して頂きます。上下セパレートの雨具は絶対に必要です。下界の天気予報が雨でも、八合目から上は晴れていたり、山頂が雨でも下界の天気予報が晴れだったりします。晴れた冨士、霧の中の富士、雲海の上の富士、いろいろな富士山に出会えることをお楽しみ頂きたいと思います。

Ｑ：登山の途中で引き返すことができますか？

Ａ：登山の途中で高山病に罹ったり、体調不良で登山を諦めた場合、途中で引き返すこともできます。但し、Ｓ1：プライベートコース以外のコースでは、他のお客様もお見えになりますので、お一人で来た道を引き返すことになります。我慢できる程度の頭痛程度でしたら、山小屋で一泊すれば治ったり、山小屋で睡眠中に高山病が悪化する場合もございます。これらすべてに当社のベテランガイドが的確な判断で対処致しますので、ご安心下さい。

Ｑ：ツアー申込後のキャンセル料について教えて下さい。

Ａ：ツアー申込から出発１０日前までは、ツアー代金の２０％。以降前々日のキャンセルは30％。前日は50％。ツアー当日は100％となります。

　　但し、Ｓ1：プライベートコースの場合、途中で参加者の増減があってもキャンセル料の対象とはなりません。また、全部のコースで、日程の変更は、空いていれば３回まで日程の変更をお受けできます。