◆富士山で男性遭難死
七合目付近で富士河口湖町の会社員か
2月24日午後5時50分ごろ、富士山で男性が遭難しているかもしれないと、男性の上司から富士吉田署に通報があった。同署などが25日捜索し、七合目付近で心肺停止状態の男性を発見。その後、死亡を確認した。
同署によると、行方が分からなくなっているのは富士河口湖町の30代の会社員男性。同署は、見つかったのは行方が分からない同町の男性とみて、死因と身元の確認をすすめている。
男性は23日にウェブサイト「コンパス」で登山計画書を提出していて、その後、単独で登山したとみられる。24日、会社に出勤してこなかったことから、不審に思った上司が通報した。
署員や県防災ヘリ「あかふじ」が25日朝から捜索を開始。午前10時15分ごろ、吉田口登山道七合目付近の吉田沢で、うつぶせで倒れている男性を発見した。麓まで搬送し、駆け付けた救急隊が午後4時ごろ死亡を確認した。
署によると、年明け以降、山梨県側の富士さんで登山者が死亡したのは初めて。
◆2019.2.27 山梨日日新聞
富士山の死亡男性は富士河口湖町の会社員 死因は凍死
富士山七合目付近で見つかり、死亡が確認された男性は、富士河口湖町船津 会社員五嶋雄治さん(34)であることが26日、富士吉田署の調べで分かった。滑落したとみられ、死因は凍死。
同署によると、五嶋さんは23日にウェブサイト「コンパス」で登山計画書を提出。その後、単独で登山したとみられる。24日、会社に出勤してこなかったことから、不審に思った上司が通報した。25日、登山道から外れた吉田大沢でうつぶせに倒れているところを発見された。