◆山梨県側の「吉田口・河口湖口登山道」の調査結果
冨士登山者の3割が転倒 8割は下山道
富士山に登った人の3割が転んだ経験があり、その内8割は下山道で転倒したー。こんな実態が山梨県富士山科学研究所が昨年夏に実施した調査で分かった。
昨年、富士山五合目の吉田口登山道泉ケ滝周辺で山頂などから下山してきた802人に富士登山中の転倒の有無、年令、性別、富士山を登った回数などを聞き、記入不備を除く556人の回答を分析した。
転倒と答えたのは167人で、延べ355回。複数経験した人も目立ち、「3回以上」は30人いた。転倒のタイミングは「下山中」が290回で最多。理由は「足を滑らせた」が160回で一番多かった。けがは、すり傷や捻挫など50件に上った。
※山梨県側の吉田口登山道はと下山道が別々で、下参道はブルドーザーの道を下山道として利用しているので特に滑りやすく、注意が必要という事。