◆富士山 1人死亡、1人心肺停止
1月1日から2日にかけ、富士山で登山者の滑落事故がが相次ぎました。山梨県富士吉田署によると、男性1人が死亡し、男性1人が心肺停止状態。このほか、静岡県側で男性1人が救助されました。
同署によると、死亡したのは神奈川県海老名市の会社員水谷忠英さん(37)。1日午後1時半ごろ、「滑落した人がいる」と110番があり、山梨県警のヘリコプターが六合目付近で水谷さんを発見。その後死亡が確認されました。死因は脳挫傷。
さらに110番した神奈川県大和市の団体職員(45)も滑落し、静岡県警が七合目付近で救助しました。軽傷といいます。
2日午前10時ごろは、山梨県警のヘリコプターが六合目付近で、滑落したとみられる心肺停止状態の男性を発見。県警が収容しました。
◆遭難の男性死亡確認 都内の58歳か
富士山六合目付近の沢で2日に心肺停止の状態で発見された男性について、富士吉田署は4日、死亡が確認されたと発表した。死因は外傷性くも膜下出血。
同署によると、男性は2日午前10時ごろね別の遭難者の救助に向かっていた県警ヘリ「はやて」が発見し、収容した。同署は所持品や知人の話などから、東京都墨田区在住の男性(58)とみて身元確認を進めている。