◆富士山で男性滑落死 2015.12.31 山梨日日新聞
12月30日午後1時10分ごろ、富士山八合目付近の吉田口登山道で、茨城県稲敷市東大沼、会社員甲賀正之さん(44)が滑落したと、別の登山者から110番があった。県警ヘリ「はやて」が甲賀さんを発見したが、全身を強く打つなどしていて死亡が確認された。同行していた同市阿波の会社員男性(55)も転倒し、顔を打撲する軽傷。
富士吉田署によると、2人は職場の同僚で、同日午前2時45分ごろ、一合目を出発して山頂を目指していた。通報を受け、同署員と県警の山岳共助隊員10人、「はやて」が出動。男性は自力で下山した。現場近くを通った別の登山者が男性から助けを求められ、通報した。