◆今年初めての富士山遭難死。 2020.05.13 山梨日日新聞
富士吉田署は5月12日、富士山七合目付近の吉田口下山道東側の斜面で、性別と年令が不詳の遺体を発見し、収容したと発表した。同署が身元の特定を進めている。山梨県警地域課によると、山梨県側の富士山で遭難死の確認は今年初めて。
同署によると、11日午後3時ごろ、県警ヘリ「はやて」が富士山をパトロール中に、倒れている人を発見。同署の山岳救助隊員と山梨県警山岳警備安全対策隊員計8人が現場に向かい、12日午後1時15分ごろ、遺体を収容した。
遺体は下山道から離れた斜面で、うつぶせに倒れていたという。死後1ケ月以上が経過しているとみられる。