冨士エコツアー・サービスのガイドコース (全6コース)

2018年09月21日

◆2018年の富士山の遭難事故。

富士山で落石 女性けが  2018.08.30 山梨日日新聞
 8月29日午前8時25分ごろ、富士山七合目付近で落石があり下山中の愛知県あま市の会社員女性(34)にぶつかった。女性は右頬と右肩に軽いけがを負った。
 富士吉田署によると、落石があったのは下山道。けがの状況などから落石はこぶし大程度とみられる。女性は富士登山ツアーの添乗員で、ツアー客は先に下山していた。山小屋関係者を通じて通報があり、「クローラーダンプ」と呼ばれる運搬車で五合目まで下ろし、富士河口湖町内の病院に搬送した。

富士山七合目で茨城の男性死亡 2018.08.27 山梨日日新聞

 7月26日午前〇時15分ごろ、富士山七合目付近で、登山をしていた茨城県つくば市の会社員男性(36)が倒れたと富士吉田署に通報があった。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。病死とみられる。
 同署によると、男性は25日午後9時ごろから仲間7人と登山を開始。七合目付近で胸の痛みを訴えて座り込み、意識を失ったという。山小屋関係者が五合目綜合管理センターを通じて同書に通報した。

富士山で70歳男性死亡 2018.08.01 山梨日日新聞

 7月31日午前11時55分ごろ、富士山山頂付近で、登山中の兵庫県明石市二見町東二見、派遣社員浅野実さん(70)が倒れ、その後、死亡が確認された。富士吉田署によると、1日の山開き以降、山梨県側の富士山で死者は初めて。
 同署によると、浅野さんは二泊三日の予定で富士山登山ツアーに参加していた。山岳ガイドも含めた約30人のパーティーで、30日午後6時ごろに五合目を出発。山小屋に宿泊した後、山頂付近で石段に座り休憩していたところ、意識不明になったという。山岳ガイドが八合目の救護所などを通じて、五合目総合管理センターへ通報。山小屋関係者などが「クローラーダンプ」と呼ばれる運搬車で五合目まで下ろし、救護所に詰めていた医師が死亡を確認した。

富士山の安全指導員死亡 2018.07.30 山梨日日新聞

 富士山御殿場口六合目付近で28日午後、富士山の安全誘導員2人から「強風で歩けなくなった」と110番があった。2人は静岡県警と消防に助けられたが、うち同県富士宮市大岩、アルバイト西方義典さん(71)が29日未明、搬送先の病院で死亡が確認された。消防によると、死因は低体温症。
 県や御殿場署などによると、2人は県内の警備会社に発注した富士山の安全誘導業務に従事。26日から山頂で勤務し、28日午前から下山を始めていた。一緒にいた静岡市清水区石川新町、警備会社社員佐藤嘉泰さん(40)は命に別条はない。

富士山で骨折 男性救助 2018.07.14 山梨日日新聞

 7月12日午後9時15分ごろ、富士山七合目の吉田口下山道付近で、サウジアラビア国籍の男子大学生(19)が動けなくなっていると、110番があった。男性は左鎖骨を折る重傷。
 富士吉田署によると、男性は下山道から約10m離れた斜面にうずくまっていて、通りがかった登山者が通報した。同署員が約4時間半後に救助、富士河口湖町内の病院に搬送された。擦り傷などがないことから転倒したとみられるという。
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2018年06月25日

◆動物珍樹探し

◆青木ケ原樹海の珍樹の動物探し◆

富士のすそ野に広がる青木ケ原樹海には、日本の野生動物のすべてがいると言われています。そんな樹海で見かけた動物の珍樹をご覧下さい。

樹木=象.jpg
◆樹齢四百年のブナの幹に子供の象が木登りをしています。

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◆同じブナの樹からウミガメが顔を出しています。
樹木=サイ.jpg
◆樹海の森の中に日本にいない筈のサイの姿も・・・・。
樹木=象 2.jpg
◆こちらには象がいました。
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◆こちらは牙が見えるのでワニというより猪でしょうか?
樹木=ワニ.jpg
◆こちらは少し気の弱そうなワニの横顔。
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◆こちらは何か得体のしれない動物でしょうか? 宇宙人でしょうか?
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◆先ほどのブナの幹にサルの横顔も見えました。
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◆あまり犬種に詳しくないのですが、プードルでしょうか?
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◆遊歩道に倒れてきた樹を片付けたら、やはり何かの動物か犬に見えました。
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◆動物ではないのですが、イセエビに見えてきました。
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◆森を歩いていたらミズナラの樹が握手を求めてきました。
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◆森の中からこちらをじっと見つめる動物でしょうか? 人間でしょうか?

※数々の不思議に逢える冨士の樹海に是非、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2018年04月24日

◆富士山登山中に滑落事故 相次ぐ

富士山で男性滑落 県警など救助活動 2018.4.23 山梨日日新聞

4月22日午前6時20分ごろ、富士山九合目付近で、東京八王子市の30代男性が滑落したと110番があった。男性は左足に痛みを訴えて身動きが取れなくなっており、県警山岳警備安全対策隊や静岡県警などが救助に当たった。静岡県警によると、男性は単独で下山していた際、数十メートル滑落したという。携帯電話で自ら119番し救助を求めた。隊員は山梨県警ヘリ「はやて」で六合目付近に降り、男性を発見して救助に当たった。現場はアイスバーン状態だったという。

◆中国籍の男性 富士山で滑落 2018.4.21 山梨日日新聞

4月20日午後1時20分ごろ、富士山八合目付近で、中国籍、自称自動車整備士、ファハダ・アリさん(20)が滑落したと連絡を受けた友人が富士吉田署に届け出た。けがはなかった。同署によると、ファハダさんは同日午前7時ごろ単独で入山し、午後0時45分ごろ、八合目付近で風にあおられて約60メートル滑落した。右足のアイゼンが壊れたため、友人に携帯電話で連絡。午後4時25分ごろ、同署員が七合目付近で救助した。

◆登山中に滑落か 男性遺体を収容 2018.3.19 山梨日日新聞

静岡県警御殿場署は3月18日、富士山の御殿場七・五合目付近で男性の遺体を収容した。服装などから16日に行方不明届が出ていた40代男性とみて身元確認を急ぐとともに、死因を調べている。御殿場署によると、登山中に滑落したとみられる。男性の車が御殿場口五合目の空き地で見つかった。
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2018年01月23日

◆ブラタモリの樹海の本が出ました。

◆ブラタモリで近江友里恵アナウンサーの感想


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   樹海では方位磁石が狂わない! を発見出来て大満足。

                   

         風穴は寒いし 滑るし 大変な場所でしたね、


近江友里恵5.jpg樹海って、普通は行かない所ですよね。友だちとの旅行先としても、たぶん選びません(笑)。だから、樹海でロケと聞いたときも「何しに行くのかな?」と思いました。


実際は行ってみると、植生がずっと同じなので景色が変わらないし、太陽が見えないので方向もよくわからない。ガイドの方がいなかったら、本当に迷ってしまいそう。でも、そんなに怖いところという印象はなかったです。

おもしろかったのは、方位磁石の実験。よく噂で「樹海に入ったとたん、方位磁石がぐるぐる回る」と聞いていましたが、針の向きが変わるのは、磁鉄鉱という鉄分を含んだ石のそばだけで、あとは普通に使えました。しかも、そういう岩もたくさんあるわけではなくて、必死でスタッフが探すほどピンポイントのものだったんです。方位磁石が狂わないという真相を発見できてよかったです。磁石好きなので、磁石がくるくる回るところを見られたのも、嬉しかったです(笑)。


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◆当社の名物ガイド・栗林 秀旭がタモリさんを御案内しました。◆


タモリさんは、赤色立体地図の生みの親、千葉さんに会えてうれしそうでしたね。地図誕生の裏に樹海の存在があったことを知ったときは、タモリさん、ますますテンションがあがっていました。

最後の富士の風穴に行きましたが、中は本当に寒かったです。夏なのに氷が残りびっくりするほどひんやりしていました。しかも、氷の上を歩くときに滑ってしまって。寒いし転びそうになるし、ちょと辛い思い出です(笑)。


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2018年01月15日

◆大相撲初場所 幕内竜電初日飾る

◆山梨県出身の期待の力士・竜電


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2018115日の地元紙・山梨日日新聞の一面トップ記事は、写真のように大相撲の初場所の初日に地元出身力士・竜電が初日に勝ったという記事が一面トップを飾った。


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山梨県の郷土力士として30年ぶりに新入幕を果たした甲府市出身の竜電は、角界入り後、順当に出世して十両まで上がり関取の座を射止めた。だが、直後に再起不能といわれた大怪我に見舞われ、番付はどん底へ。それでも自らを奮い立たせて治療、稽古に励む中で心技体に磨きをかけ、見事、復活を果たした苦労人。


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 四股名(しこな)のルーツとなった江戸時代の伝説力士・雷電のように、後世に語り継がれる力士になって欲しいとの願いからと言われる。山梨県の地元力士と云えば、戦前に活躍した富士ケ嶽(のちの若港)を始めとして、「富士」の四股名を全国にとどろかせたのが、幕内優勝をした押し相撲の富士錦。小結まで昇進した富士錦を慕って、山梨から入門する力士が続き、ほとんどが「富士」を用いた。(富士晃、富士昇、富士桜など)。意外にも、同じく富士山を擁する静岡県出身には力士が少ない。


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2018年01月04日

◆一富士 二鷹 三茄子

◆「一富士二鷹三茄子」ルーツは三保にあり!?
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2018年正月の2日にNHK「ブラタモリ・初夢スペシャル」の番組があった。テーマが「一富士二鷹三茄子」のルーツは三保にあり!?として三保の松原が「一富士二鷹三茄子」の発祥だと決めつけていた。
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『一が富士山』で、二が『足高山(愛鷹山)』、三が『折戸茄子』だとしていた。一番が富士山は納得します。しかし二番目に高い山が足高山か? 三番目の折戸茄子の値が高いというのも天下の家康らしくない。
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この他の説としては、
@徳川家康の好物を並べた。一に富士山、二に鷹狩り、三に好物の初物の茄子。
A富士⇒「無事」、鷹⇒「高い」、茄子⇒「成す」に懸けた言葉遊びとする説。
B冨士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、茄子は「成す」に通じるとする説。
C江戸の駒込富士神社に由来するとする説。
  駒込の富士神社の周辺に鷹匠屋敷があり、名産品として駒込茄子があった。
D日本三大仇討ちに由来するという説。
  富士は「曽我兄弟の仇討」(富士の裾野)、鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽)、
  茄子は「鍵屋の辻の決闘」(伊賀の名産品が茄子)などなどの諸説あります。
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また、この「一富士二鷹三茄子」には続きがあり、『四扇(しおおぎ)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(六ざとう)』となりますが、この話はまた後日

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2018年01月02日

◆ダイヤモンド富士とパール富士

◆2018年元日のダイヤモンド富士の初日の出とパール富士
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 2018年の元旦は、朝6時から「富士山と初日の出」のテレビ中継を民放各局から放送されていました。こちら富士河口湖町の富士ケ嶺地区では、毎年、上のような『ダイヤモンド富士』の初日の出が拝めます。
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 今年は偶然にも今日2日が満月で、元日の朝の『ダイヤモンド富士』を撮影し、夕方は『パール富士』の撮影が出来るという大変珍しいチャンスに恵まれました。日没後の夕方5時20分でしたから、私の安物のデジカメでの夜景モードで撮影は、大変画面が荒れて月の形が上手く映りませんでした。
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 ダイヤモンド富士は、毎年同じ場所から同じ時間に姿を表しますので、比較的撮影は簡単ですが、パール富士は4年に一回しか同じ場所に現れません。又、昼間は明るすぎて月が写りません。夜は暗くて富士山が写りません。満月が夕方のタイミングに富士山の山頂に現れる日しか撮ることが出来ない貴重な瞬間です。2年前に「田貫湖」で撮影したパール富士の写真が上と下の写真になります。スマホでも撮影できますから、どうぞ皆さま、カメラを持ってお越し下さい。
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天気が悪くては現れませんが、明るくても、暗くても、撮影のできない難しい被写体です。
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2018年01月01日

あけましておめでとうございます。

武田流門松のお話


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最近の一般家庭では、ほとんど見かける事が少なくなったお正月の『門松』に『武田流門松』というのがあるのをご存知でしょうか?。

門松3.jpg一般的な門松の竹は「ソギ」といわれる斜めの切り口で、その切り口が笑った顔のように見え『笑門来福』と縁起を担いだりしますが、山梨県の門松の竹は「寸胴」といわれる竹を真横に切った姿で、そして松の上に高くた竹を飾り付けるのが特徴です。


 門松の歴史は古く、平安時代から鎌倉時代にかけて普及したといわれています。現在の「竹と松の門松」は戦国時代からで、考案したのは松平家(後の徳川家)だといわれています。門松の松は松平家(徳川家康)、竹は武田家(武田信玄)を意味しています。徳川家康が生涯唯一の敗北「三方ヶ原の戦い」の後の正月、武田信玄は家康に書状を送ります。

『松枯れて たぐひなき あしたかな』


※戦に負けた松平家は衰退し、我が武田家はさらなる栄華を手にするであろう。これに激怒した家康は、竹を持って来させ、信玄の首を落とすように斜めに切り、松を周りに高く飾り付けた「門松」を信玄にか送った。


『松枯れで たけだ首なき あしたかな』


※松は枯れることなく、必ずや武田の首を落とし、そして松平家はその屍を乗り越えて繁栄することであろう。と返書したというエピソードが残っています。


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上の写真は、山梨の菓子・信玄餅の桔梗屋さんの玄関に飾られた門松で、他に武田神社(躑躅ケ崎館)や恵林寺で見ることが出来ます。

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2017年12月21日

◆一年間のご愛顧ありがとうございました。

メリークリスマス5.jpg
サンタクロースの富士山.jpg

今年一年間、エコツア―へのご参加ありがとうございました。
2017年最後のご挨拶を数年前の撮った「サンタクロースの富士山」の写真でお伺いさせて頂きます。
2018年のお申込みは、1月15日(月)からお受けさせて頂きます。
来年も今年同様、宜しくお引き立てお願い申し上げます。

スタッフ一同
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2017年11月26日

◆富士山の面白話

◆富士山の宝永噴火の前兆現象???


江戸時代の宝永4104日(17071028日)東海道沖から南海道沖を震源とする震度七クラスの巨大地震があった。その49日後の宝永41123日(17071216日)に富士山の大噴火があり、現在の富士山南東側にある宝永火口が出現した。

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※富士山最後の噴火・宝永火山の火口の底で食事して帰るコースが当社のCコース。

 江戸時代の大道寺友山重祐(16391730)という兵学者が享保12年(1727)に著された「落穂雑談一言集」(東京都公文書館蔵)は、江戸初期の政治・経済・社会・文化等の各分野の事始め的なものが随筆風に書かれている。

その中に次のような面白い話が書かれている。

 『富士山の東の裾野の御厨(みくりや)というところに「浄光寺」という小さなお寺があった。噴火のはじまる1123日の前日の夜半過ぎ、この寺の和尚さんは、なにやら人が数百人も通り過ぎるような物音を聞いた。不思議に思った和尚さんが、垣根のあいだから外をのぞくと、幾万という獣が富士山の方から甲斐国を目指して走り過ぎていくのが見えた。

 夜が明けようとするころまだ獣の列は続いている。よく見ると日頃見かけない動物もたくさん混じっている。さらに2時間ほどすると、さすがに通り過ぎる獣もまばらになった。富士山中の獣が脱出したかと思われるころ、身の丈一丈(3m)もあろうかという熊のような動物が出てきた。背中に日本の角があり、体中に眼がある。眼光が鋭い。獣の総元締めと見えて人間のように二本足で立ち、手を広げて他の獣を追い立てるようにして通り過ぎて行った。変だなあと思っていると、まもなく富士山の噴火がはじまった。富士山の主であるという。』

 火山の噴火の直前に、沢山の動物がその山域から群れを成して脱出するという話は、いくつかの例が知られているので、この話も事実に基ずくものかもしれない。


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